【ざっくりカスタムブログ】ガスコキをつくってみた
不定期掲載のざっくりカスタムブログ第2弾!!
第1弾は比較的まとも(?)な電動ガンのチューンでしたが、基本的に色物ばかり作っている『テツ』です。
今回は東京マルイ製 HK45タクティカル(GBB)をガスコキにカスタムしたいと思います。
そもそもガスコキってなんじゃい?と言われそうなニッチな分野なので軽く説明を・・・
GBB=ガスブローバックですが、ガスの気化する力を使用してBB弾の発射と実銃の挙動(ブローバック)を再現させたものです。
昔からあるので色々な内部構造のパターンがありますが今回は東京マルイさんのHPから引用させてもらいました。
図を見る分かり易いですね。
③のところで本体内に入ったガスがBB弾の発射とブローバックに使用されているのが分かります。
シリンダーのところで矢印が前後に表示されてところです。(前が発射用・後がブローバック用)
ガスコキはこの後ろへ使用される部分をカットすることでブローバック機構をオミットします。
なんでわざわざブローバックをオミットしてまで作るのか?と言われそうですので、ガスコキのメリット・デメリットを書いていきましょう。
デメリット
・発射するたびにコッキングを行わなければならない。(次弾装填のため)
・ブローバックをしないのでリアルさがない
メリット
・ガスの消費が減り1マガジン当たりの発射弾数が増える。
・ガスの消費が減ることでマガジンが冷えにくく冬場でも使用が容易になる。
・ブローバック機構がなくなるので発射音のみとなり静穏化ができる。
んじゃフィクスド(固定式)ガスガンを使えば良いんじゃね?って声も聞こえてきたので、こちらも比較したメリット・デメリットを・・・
デメリット
・発射するたびにコッキングを行わなければならない。(次弾装填のため)
メリット
・機種が豊富(製品化されているGBB機種をカスタム化すればOK
さらに話の脱線をすると・・・
ガスコキを使用し始めたのはメタルギアソリッド2に出てきた麻酔銃を再現するのが始まりでした。
当時(2001年)はまだ知識もなかったのでガンショップにいる悪知恵もとい知識のある大人たちからご教授いただいた懐かしい話でもあります。(しみじみ
そしてなにより自分のプレイスタイル(暗殺&裏取り)にマッチしているってことですね。
さて前置きがかなーり長くなりました。
さくさくとカスタムの方にいきましょう!!
まずは通常分解レベルから
スライド外して~
バレルとか外して~
ここから自己責任ゾーンに突入~
スライドのピストンユニットをとめているネジを外します。
スライドの両側をそれぞれ外側に開き、揺すってあげるとシリンダーユニットがズレてくるので外してあげます。
外した瞬間に付属部品(正式名称はシリンダーリターンスプリング・シリンダーリターンガイド)が勢いよく飛んでいくので注意してください。
これでピストンユニットと付随部品が取り出せます。
ここから大事な部分ですが!!
写真を撮り忘れました!!(知りたいという稀有な方はテツまで聞きに来てもらえると助かります
ピストンユニットの先端部(弾と接触してガスを噴出する部分)を引っ張るとシリンダーとピストンに分割します 。
シリンダーの横にピンがあるのでそれを抜くとシリンダーバルブとシリンダーバルブスプリングがでてきます。
んでバルブがあった穴をパテとかで埋めます。(埋めることで後方への排気をなくします
ピストン側はピストンカップなどのパーツを取ります 。(ピストンヘッドのゴムは手でとれます。その下にカップを止めている+ネジがあるのでそれもとりましょう
これでシリンダー周りは完了で組み立てます。(肝の部分が写真0って・・・
そしてグリップのバックストラップ外します。
開けるとハンマースプリングやハンマースプリングプランジャーが出てくるので取り外します。
そしてハンマースプリングを1.5~2巻きほどカット!!
これを行わないとガスの放出量が多くて生ガスを噴きます。
カットする量が増えればガスの排出量は減るのでマガジンの冷えは防止でき冬場でも使用が可能になりますが、初速は落ちます。
初速など測定しながら少しずつ調整していきましょう。
ちなみに初速ですが・・・
ノーマル状態でこちら
ガスコキ化(スプリング1.5巻カット)でこちら
マガジンからの排出量は減ったものの、ブローバック分の消費ガスがなくなったお陰で初速UPしています。
どうですか?ちょっとやってみたいって人が増えたらいいな~。