【小ネタ】ロンドンの国立陸軍博物館 (その2)
前回のつづきです。
次は「社会と軍隊(陸軍)」セクション。
入口の装飾がポップでおしゃれ…U2のCDジャケットが特に目をひきました。
世の中には軍事的なテーマを扱ったものが本当に数多くあるのです。
写真のようなファッション…カモフラージュ柄は言うまでもなく、ブーツやトレンチコートなんかも…
トレンチコートは第一次大戦時に英国陸軍がはじめて名付けたそうですよ。
ここでは陸軍を主として扱っていますが、広くミリタリーファッションを見ると、MA-1とか、学生服とか本当に軍事的なものがもとになったファッションって多いですね。
他には映画や音楽、さらには子供のおもちゃについても展示がありました。
英国の映画だと、最近は舞台にもなっている「戦火の馬」や、「戦場にかける橋」「キリングフィールド」などがありました。
音楽はオールディーズ的な名曲からわりと最近のUKロックも…(なにがあったかは忘れちゃいました…)好きに聞けるようになっていました。
広く社会に影響を与える軍事、戦争。人々にとってとても大きな出来事であり関心を集めるものでもあります。社会、文化に与える影響は絶大。
子どものおもちゃや遊びの展示にはおもちゃの銃もありました。私たちが楽しむサバイバルゲームも間違いなく軍事的な影響を受けた遊びのひとつ!
いまこの時代の平和に感謝しながら楽しみましょ!
ほかには戦地から帰還した兵士のその後の生活について(大きな傷を負った人についてはかなり痛々しかったです)や、反戦運動について、北アイルランド紛争時の子どもの絵等…ポップなものからシリアスなものまで。
とても興味深かったです。
こちらは歴史セクションより。武器や装備の変遷についての展示にはみんな興味津々でした。タッチパネルの画面でそれぞれの武器について詳細な説明を読むこともでき、地元民っぽい少年が真剣に読んでいました。
イギリス陸軍の装備の変遷ですが、徐々にハイテクになりゴテゴテしていくのが印象的でした。現場の気候にもよるのでしょうけど…
この中では最新のイラク派遣の装備がすごく重そうでした。素材も軽く丈夫に進化しているのだとは思いますが。
全体的に、日本と違い悲壮感や反戦を押し出すわけでもなく、かといって肯定的でもなく淡々としていました。これは敗戦国と戦勝国といった違いもあるかもしれませんね。
それでも銃や戦車や装備など見ていてワクワクするとともに複雑な思いも湧き上がる博物館でした。
でもでも・・・こう言っていいのかはわかりませんがとても楽しかった!!
ロンドンへ旅行される際は是非立ち寄ってみてください('ω')ノ
すいてて穴場だしオススメ!オシャレなカフェもありましたよ。
以下おまけ
ロンドンでは見なかったのですが、ブリュッセルでは駅や空港や大きな教会等、人の多く集まる場所にはだいたい警備の兵士の方がいました。
1~2年前にも空港や駅でテロが発生しているのでそのためだと思われます。
みんなしっかりと銃口を下に向けてスカーやF2000(重そうでした)を持っていて最初はちょっとぎょっとしましたが、これだけしっかり警備してくれてたら安心!
さすがはFNハースタルの国。
随分長くなってしまいましたがサバゲーの話でもないのに読んでいただきありがとうございました!(読んでる人いるかな…)