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「電動ガンのオーバーホール」の真実① ~中古のM4を快適動作させる~

2020.04.23

(ゴリゴリに) 中古の東京マルイ M4A1をオーバーホールするぞ

 電動ガンのオーバホールって実際どんなけの効果があるのよ?って思うあなたへ送る、、、我流オーバーホールの解説となります。

 では、早速。 
 と言う人は写真が出てくる所までスクロールしてください!

 前説読んで気持ちを盛り上げてからと思う人は、駄文にお付き合いくださいw

 誤解を恐れず言うなら、私はオーバホール信者です。

 電動ガンに限らず、機械は正しくオーバホール(フルメンテナンスと言い換え可)する事ですっげー気持ち良くなることを知っているので。
(性能が劇的に上がるとは言いません。わかる人にはわかりますが、”きもちよーく”なるのです。)

 電動ガンのパワーは法律で規制され、やる事といったら限られたパワーで精度良く遠くにプラスチック弾を飛ばすだけ。(もちろん使い勝手の向上とか、カッコ良さの追求とか、実際は色々他にやることはあります。)

 BB弾の精度、風等の環境要因。。。
 銃(機械側)の100点が仮に達成できても、まあ、、、そんなもんですよw

 でもでも。内部パーツ含めていじり倒す魅力は尽きません!!
 Ver.2のアフターパーツの種類のすごいこと! 

  何故なのか?(マゾばっかなん?)

 そりゃあ、
 こういう微妙な所をこちょこちょやるのが楽しいからに他なりません。
 実益求めるのは疲れる!それは仕事とかで十分。

 電動ガンのあとちょっとに、めっちゃ時間も金もスキルも突っ込んで、
フィールドで撃って、あわよくば理想のキルが出来た時を想像してください。

 最高の気分ですね!!!!!

 トライアンドエラーでごちゃごちゃやりながら膨大な量の現物合わせをするのが楽しい。”ホビー”ってやつの本質。

さあ、取り留めもない電動ガンのオーバーホールの世界へいざ。

「山中合戦場レンタル銃 No.4」 M4A1スタンダード(東京マルイ製)

 さて、今回のドナーはこのM4です。

 こいつは年式不明、走行距離不明だが内部はいじられた事のない中古銃で、8か月くらいは当フィールドのレンタル銃として運用されてきました。

出所が怪しいのはヤ〇オクで落としたからです(爆

当初は私のおもちゃとして買ったのですが、スーッと音も立てずにフィールドに寄付された代物です(なんでだ

 いきなりですが、こいつをいじるのに自分ルールを設定します。

(オーバーホールする事で) 気持ち良くレンタル銃としてお客様に使って頂く!

ポイント:
高級なアフターパーツは組まない!なるべく素材まま。

作業方針:
メカボ、チャンバー周辺、必要であれば外装部も一通りばらして確認と調整をして組み立てること、、、(要はこれがオーバホール作業)

使用可能なもの:
原則この銃から出たものを使用。ただし、破損していて修理不可能な部品は予備品を導入可能。道具は自前のもの全て使用可能。潤滑剤等のケミカルも際限はしない。

作業時間:
6時間(実際かかった時間がこれくらい。参考)

と、こんな感じです。

銃のコンセプトはマルイスタンダード銃のポテンシャルアップ版とでもしておきます。

あと、ここでの作業が全て正しいかというとそこはわかりません。
そんなに間違ってはいないはずですが、、、

(これに則って作業したとして、自己責任でお願いします)

まずは、各部のチェックからです。

事前に動作確認はしています。セミフル共に動作に異常なし。
弾速は0.2gで76m/sでした。

よってこのままでも暫くは使い続けられる状態です。
外装は、、、流石にちょっと小汚い感じです。

上下フレームとグリップ部。昔のロットなので今よりも更に安っぽいです。
チャンバーもしっかりとノーマル。パッキンも一度も変えてないでしょう
ハンドガードも現行品は艶消しですが、、、こちらはテッカテカ
ストックもノーマル。特に動作不具合とかガタはなし。

まあ、そりゃあ壊れてはいないのでね。
ゲームに使用も可能です(←レンタル銃なんだから当たり前)。

でもやっぱり不満はあります。
なんか疲れてる感じの動作といいますか(曖昧

うん、もうこれはバラすしかないな。うんうん(言い聞かせ

ということで! ここからどんどんバラしていきます!(ここから作業開始!!)

最初の一歩!
バカっとテイクダウン、、、うお!上側フレームのピン穴折れてない! ラッキー(謎
ハンドガードを外して
ハーネス2本を抜いて
上側フレーム部をバラっと
下側フレームもストック外して御覧のとおり

と、ここまで順調にサラサラっときました。

この辺はARなら全く同じですね。慣れたもんです。
ここからはいよいよ各機構に真正面から向かいあうことになります。

腐ってたり壊れてたりがないように祈って開けていきます。

おおっと、、、ネジは外したのに。。。

いきなりちょっとね。

モータカバーのネジを外してもカバーが嵌りこんだまま。

仕方ないのでモータ位置調整のイモを巻いてカバーを浮かせて取りました。
写真撮り忘れましたが入っていたのはEG1000。

ブラシ含めてきれいで一安心。

おおっと、と、、、割れとる

こりゃあ破損ですね。マルイAR系の持病のやつです。

え、まさかこれ割れてるので正解ってことないですよね?
と勘違いするほどにみんな割れてね?

うーん、まあいいや。ここだけはパーツを交換させて頂きましょう。

右の赤いやつに変えます。

早速パーツを投入してしまいましたが、これは仕方ないかなと。
ここは個人的にかなりいまいちな所なので。

ネジ締めて止まらないの嫌です。

2022/10/14追記
後追いで気づきましたが、何故かグリップとフレームを外す作業が完全に抜け落ちています。。。もしわからない方居ましたら他のソースを当たってくださいーーー

メカボックスVer.2とご対面

メカボ登場。ちゃんとロットNo.入ってる。

さてさて、メカボはぐるっと周辺見ましたがこの時点で特に問題はなし。

ただ、、、シリンダーの吸気穴が見当たらないです。
え?フリシリンダーじゃないよね。。。

 まあ、気を確かにもってドキドキのメカボ開帳です。スプリングぶっ飛ばさない様に気をつけねば。。。

パカッと!おお、、無事に開いた。

とりあえず思ったよりもグリスベチャベチャです。

きたねー。

あとやはり樹脂軸受けが取れてきちゃっています。

これは嫌だなー。

まあとにかくバラして一品ずつチェックです。

ピストンには耐摩耗っぽいグリス。ギアやタペットには白い柔らかいグリス。
ピストンに歯の欠けはなし。グリスは汚い。茶色いシミ??
スプリングガイドはきれいでした。
おいおい。穴あったやんけ。

特段のダメージは見受けられず。

きたね~ってだけです(しつこい

が!シリンダーの穴あったね真下に。

え、メカボ内の空気吸うってどうなのよ。
そういえばシリンダー穴がメカボ内に向いてるのがデフォって誰かが言ってたような。。。

これは改善ポイントですね。

タペット、変な所ぐちゃぐちゃ
ギアもべたべた。洗浄しないと状態わからないですね。
良かった!スイッチきれい!
左側カバー。特に破損なし。
右側カバー特に破損なし

とりあえず幸いなことにダメージはない模様。

と、長くなったのでここで一旦ブログは切ります。続きは次のブログにて。
とりあえずひたすら洗浄祭りが始まります。

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