【丁寧に説明】VSR-10プロスナをカスタム『実戦投入前の下ごしらえ』
こんにちは! 山中合戦場スタッフ『ユウ』です。
今回のブログネタは、またまたVSR-10ですw
ノーマルプロスナをベースにちょっとだけ手を加える方法を、
丁寧に紹介しようと思いますのでお付き合いください!
最近定例会の中であったのですが、
"VSR-10の弾道がおかしい"
”ホップがかかっていない気がする”
とお客様からシューティングレンジで話しかけられまして。
そのVSRは確かに目盛りいっぱいまで動かしても、
ホップがかかってない感じの弾道になっていました。
そのお客様も”やっぱホップパッキンの異常ですかねー”
と言われていたのですが、、、
”ところでVSR-10ってバラすの簡単ですか?”って話になり。
その時はネジ外して1,2,3の3アクションくらいでバラせますー。
簡単なので是非やってください!ってお答えしたのですが。
後で思うとちょっとラフに答えすぎたなと後悔。
自分もフィールドで運用しているVSR-10(いつの間にかフィールドの銃になってしまった)を分解整備しては居ます。
が!シンプル故に奥が深いのがボルトアクション、、、
細かいことを考えるとバラしが簡単だから楽勝!みたいな言い方したのは乱暴だったなぁと思い返した次第です。
ので!
既にしゃぶりつくされているのは承知ではありますが、
改めてこの山中のブログで自分なりの分解整備の解説をしていきたいと思います!
単に分解整備をやるだけだと、もう埋もれてチリと化すので、
テーマを決めてかかろうと思います!
ずばり、
〈〈 新品のVSR-10(プロスナ)買ったからさ!
フィールドに持ってく前に最低限のカスタムだけはするよ!
(なるべくお金はかけたくないなぁ)〉〉
です!(ずばり感がないという突っ込みは受けつけます)
あと、VSR-10はノーマルのままだと実戦無理なんですか?って話ですが、
自分は全然使えると思います。
余計なことしない方が良い可能性すらあります(爆
まあでもそこは男の子なんで。
ちょっといじっておきたいじゃないですか。
のでポイントは3つ。
①ホップの効きを強くして重量弾でも飛ばせる様にする
②スコープをのせる
③持ち運べる様にする
これくらいにしておきます。
まずはグッズ含めて”おいくら”だったか。
ネット通販のみで買い集めたのでお値段は抑え目と思います。
ボルトアクションの不利さはありますが、パワーソースが人間で超低燃費。
難しい管理も必要なくてハードケース一個担いでいけば即サバゲーできるのは非常に魅力的です。
さて、いつも通り前説が長くなってまいりました。
本題に入らねば。
ここからは細かく写真を載せながらポイントを説明して行きます。
といってもほぼ分解と組み立てになるので”ものすごい”情報はないので悪しからず。。。
必須とは言いませんが、写真の右側に見えているネジ穴は貫通しており、
アウターバレルのネジ山に届きます。万が一ネジが当たっているとネジ山を破壊することになってしまいます。
グルグル回して完全に分離します。
このネジ山がつぶれているVSR-10が割りとあるのです。原因は恐らくマウントベースを留めているネジのぶつかりと思われ。
ここがダメになると今後メンテもできなくなるので本当に気をつけてください!
ここまでくれば押すと動きます。
のでちょっとずつ抜ける方へ手で押してやってください。
ここで2点気づいたことが。
1点はアウターバレルにバレルスペーサが既に備わっていること。
これは正直よくわかっていませんでした(汗
フィールド用のVSRはG-SPECでして、そのためか自分はテープをグルグル巻いて固めたバレルスペーサを仕込んでいます。
今回はわざわざバレルスペーサを購入したのに。。。とりま使いません。
もう1点はチャンバーのネジが一個ない。。。
え、、、欠品かw
(後で調べてわかりましたが、プロスナはこのネジなくて正解みたいです…)
インナーバレルに対してホップ窓中心にホップ形状が来るように。
またゴムパッキンが変な浮きとかでない様に。
しっかり馴染ませて、しっかりと中心を出してあげてください。
因みに今回は特に気密を取りにいきません。
フィールド用は気密テープを使用していますが、
なんとなくポン付けで初速がどうなるか見てみたくなりまして。
インナーバレルとパッキンの関係がずれない様に意識して蓋をしてください。
各部品が定位置に居れば素直に蓋は閉じます。
上記写真のあと、ホップアームを動かす部品も取り付けてください。
何故か写真を忘れましたが、、、
先ほどから気にしているホップパッキンの突起の位置。
ここでホップを最大までかけた状態で上記写真の様にバレル内を覗きます。
ドライバーかなんか細いものでBB弾留めを押し上げると見えます。
きれいなチューリップになっているかどうか。。。ここが勝負のしどころですよ!
ここで自分もあまりわかってなかった事を一つ。
このネジを回していくと次に止めるネジ(ネジ留め剤が塗られてたやつ)の穴が一致する所が出てきます。
当然ですがその位置が正しい締め込み位置です。
しかしその状態で位置決めのネジを入れてもですね。
ガタガタするんです。
で、気づきました。
VSR-10のパッキンとノズルの位置関係や、
パッキンの上下と機関部の上下の位置関係を決めるのは、、、
あくまでストックなんだと。。。
このストックで位置決めするのが嫌でネジ山増やしてねじ込むカスタムもあるらしいですが、ストックとチャンバー固定のダイカストパーツの勘合が良ければストックで決めるのは悪くないと思います。
ので!マルイさんを信じてそのままに。
まあ、このネジ山が潰れてる個体は割と見ます。。。
もちろん先に述べたネジも影響していると思います。なんとなく罠が多い印象w
とにかく、皆さん組バラシ時には気を付けて欲しいです。
そして、新品買って一から組バラシをして良かった。。。
さて。
ここまで組んだところで初速チェックです。
もしここで規定以下の初速ならパッキン取り付けまでもどって気密取り。
0.2gで計測した結果は、、、90m/sでした。。。
うーん。まあこんなもんか(箱開け時の初速を測り忘れた)
まあ不満ならバレル交換かなー。
スプリングはいじりたくないなぁ。
よし!まあいいや(諦め)
このスコープ、、、優秀です。
必要最低限の機能は満たしているし、照準も普通に合います。
アイレリーフもいい感じの位置でばっちり取れました。
スコープをつけたままで無理なくVSR-10が入るケースに感動。
スポンジの厚みも十分で気持ち押し込んで閉めるくらいです。
と、これでブログのネタはおしまいですが。
ずっーと特にコメントせずに来たこのVSR-10の塗装について。
どうですか?ダサかっこよいでしょw
見たまんまですがチタンカラーです。
山中合戦場ロゴとプリント文字がこれまたなんとも絶妙にダサい。
でも!これで良いのです。
因みにチタン風塗装のやり方は気になった方居れば気軽に聞いてください!
弾道はかなり素直なまっすぐさん。
シューティングレンジで調整して実戦投入します。
以上!